Googleアナリティクスで「データ保持期間」の設定は、デフォルトままだと「26ヶ月間」ですが、「自動的に期限切れにならない」ように変更することができます。
過去のアクセス状況と現状を比較するときに便利です。
Google アナリティクス データ保持期間は「26ヶ月間」
Google アナリティクスのデータ保持期間は、GDPRが施行される2018年5月25日移行、「26ヶ月間」になりました。
Google アナリティクス をデフォルトのまま使っていると、過去のデータは「26ヶ月間」しか保存されません。
それより古いデータは削除されるので、アクセス情報を現状と比較できなくなってしまいます。
でも安心してください。
「データ保持期間」の設定を変更すれば、「26ヶ月間」より前のデータを保存できるようになります。
データ保持期間を変更する方法
Google アナリティクス > 管理
アカウント > プロパティ > トラッキング情報 > データ保持
「ユーザーデータとイベントデータの保持」で「自動的に期限切れにならない」を選択して、「保存」をクリックします。
プロパティを複数管理しているときは、プロパティごとに上記の設定が必要です。
なぜデータ保持期間は26ヶ月間がデフォルトなのか
「データ保持期間」の設定は、EU一般データ保護規則(GDPR)、欧州の個人データ保護に関する新しい規則に準拠するためのものです。
以下、Googleの利用規約を引用します。
データの保持
Google アナリティクスのデータ保持コントロールを使用すると、保存されたユーザー単位やイベント単位のデータがアナリティクスのサーバーから自動的に削除されるまでの期間を設定できます。ユーザーおよびイベントのデータ保持
保持期間は、Cookie、ユーザーの識別子(例: ユーザー ID)、広告 ID(DoubleClick Cookie、Android の広告 ID、Apple 広告主向け識別子など)に関連付けられたユーザー単位やイベント単位のデータに適用されます。
GDPRは2018年5月25日に施行されるので、早い段階で「データ保持期間」の変更をすることをお薦めします。
注意
EUを拠点としていなくても、EUからのアクセスがある多言語サイトなどは、設定の変更に関して注意が必要です。ご確認ください。
個人で運営しているブログでのGDPR対策は、こちらのサイトで非常に丁寧に解説されています。気になる方はご覧ください。
個人ブログのGDPR対策ガイド | TokoAruga.com
まとめ
2018年5月25日移行、Google アナリティクスをそのまま使うと、それまでのアクセス状況データは「26ヶ月間」のみ保存されます。
データの保存期間を変えたいときは、Google アナリティクスの管理画面から変更できます。