とうとうリリースされました、WordPressの新エディタ、グーテンベルク!
実際に本番環境で記事を投稿してみて、準備と使用感等をまとめました。
β版Gutenbergを使ってみた!大事な準備と実際の記事投稿のポイントを徹底解説
目次
準備(グーテンベルク(リリース版)を使う前に)
「Gutenberg」プラグインを停止・削除
これは自分で対応しなくても、WordPress5.0 へのアップデート時に自動的に削除されるようです。
「Classic Editor」プラグインの有効化
旧エディタで投稿した記事をグーテンベルクで修正すると、レイアウトが崩れます。
WordPress 5.0で旧エディタを使用するために、「Classic Editor」プラグインをインストール・有効化して、レイアウト崩壊を未然に防ぎましょう。
ダッシュボード > プラグイン > 新規追加
「Classic Editor」を検索して、インストール・有効化をします。
ダッシュボード > プラグイン > インストール済みプラグイン > Classic Editor > 設定
すべてのユーザーのデフォルトエディター:Classic Editor
旧エディタで投稿した記事を、うっかりグーテンベルクで開いて保存するのを防ぐときは、「Classic Editor」を選択します。
絶対にそんなミスをしない、もしくは新規追加時にグーテンベルクが開かれる方が使いやすいときは、「Block Editor」を選択します。
ユーザーにエディターの切り替えを許可します。:はい
投稿一覧画面から記事を編集するときに、新旧エディタを選べるようにします。
旧エディタで投稿した記事を修正するときは、「編集(旧エディター)」をクリックします。
注意
プラグインの更新時に「WordPress 5.0 との互換性: 100% (作者による評価)」のものだけをアップデートしています。なにか予期せぬエラーが起こると困るので。
(2018/12/09以降は、WordPress 5.0 との互換性が100%でないプラグインは無さそうですね)
旧エディタで投稿した記事をグーテンベルクで更新したときに起こったこと
グーテンベルクで編集画面を開き、変更を加えずに更新して、ページを表示してみました。
- 文章が改行されずに表示された
- 文章間の改行が消えた
- メディアと文章の間の改行が消えた
CSSに関わる部分は崩れるのかなと思います。
手動で修正するのは時間がかかるので、旧エディタで投稿した記事はグーテンベルクで更新しないで「Classic Editor」を使いましょう。
グーテンベルクで困ったこと
グーテンベルクで記事を書いてみて、不便に感じたことを挙げます。
- Yoastでタイトルの文字数が表示されない(地味に不便)
- 非公開で一旦公開すると、更新しないと最新のプレビューを確認できない(今直したとこ、今見たい。リビジョン上げたくない。がムリ)
- β版では日本語対応されていたのに、本番環境では英語表記。
- テスト環境から本番環境に記事をコピーすると、Moreタグが消え、メディアの中央揃えが無効になる。
恐らく順次解消されると思われます。
パーマリンクを変更する方法
タイトルのスラッグは、一旦記事(下書き)を更新しないと編集できないようです。
画面右上の「Save Draft」をクリックすると、パーマリンクの「Edit」ボタンが表示されます。
一番驚いたこと
記事を投稿すると、瞬時にGoogleにインデックスされます。嬉しい。
最後に
こまかい所で気になることはありますが、概ね順調に新エディタに慣れてきています。
初めのうちは試行錯誤しそうですが、今のところ大きな問題もなく、使いやすいです。
結構な変更だというのに、さすがWordPress。
Webサイトの3割を占めるツールの大幅アップデートでこの完成度は立派ですね。
開発してくれた皆さん、レビューしてくれている皆さん、ありがとう!