PhotoScape X (フォトスケープ・テン)は無料のアプリですが、直感的に操作できてデザインもシンプルでかっこよく、今までに使った画像編集ツールで一番使いやすいです。
これまでGimpやInkscapeで使い方に戸惑ったのが笑えるぐらい、簡単で使うのが楽しいツールです。
今では、ほとんどの作業をフォトスケープで行うようになりました。(透過はプレビューでやっています)
特によく使う、ブログにアップする画像の処理で必要な操作をまとめました。
目次
PhotoScape X を使い始める前の準備(mac編)
画像ファイルをフォトスケープで開く
macの場合、画像ファイルをダブルクリックすると「プレビュー」で開く設定になっています。
私は画像をPhotoScape X で編集するので、デフォルトで開くアプリをPhotoScape X に変更しました。(必要ない場合や、設定の変更が不安な場合は飛ばしてください)
jpg、png画像ファイルをフォトスケープ・テンで開くように設定します。
画像ファイルを右クリックして「情報を見る」を選択します。
「このアプリケーションで開く」欄で「 PhotoScape X 」を選択して、「すべてを変更」をクリックします。拡張子ごとに、この設定をします。
フォトスケープ・テンの起動時に画像編集画面を開く
フォトスケープ・テンを開いたときに、画像編集画面が表示されるようにします。
画面右上の「設定」をクリックして「環境設定」を表示します。
「エディタータブを開く」を選択します。
画像を編集する
画像を読み込む
フォトスケープ・テンを起動して、エディタータブに画像をドロップします。
(上記の設定で、「画像ファイルをフォトスケープ・テンで開く」ように指定しているときは画像をダブルクリックして開きます)
四角の枠で囲む
「挿入」をクリックします。
四角枠を選択します。
1.パレットから色を選ぶか、
2.カラーコードを入力して、枠の色を選択します。
ドラッグして枠を書きます。
上記の枠の設定はこちらです。
先の種類を点線に、厚さ(幅)を20から50に、不透明を100から20に変更してみました。
変更後の枠はこちら。
四角で塗りつぶす
「挿入」をクリックします。
四角を選択します。
1.パレットから色を選ぶか、
2.カラーコードを入力して、枠の色を選択します。
ドラッグして四角を書きます。
カラーの右側の枠では、塗りつぶしのパターンを設定できます。
矢印を書く
「挿入」をクリックします。
「矢印」を選択します。
ドラッグして矢印を書きます。
矢印の色や線の種類、線の角度、線の先端の種類を選択できます。
文字を書く
「挿入」をクリックします。
「テキスト」をクリックします。
テキスト枠が表示されます。
テキスト欄に文字を記入します。
入力したテキストが表示されます。
モザイク・ぼかしを入れる
「挿入」をクリックします。
フィルターの種類を選択します。
ドラッグでモザイクなどのフィルターをかける位置を指定します。
拡大・縮小する
> 編集 > サイズ変更
サイズ変更ウィンドウを開きます。
縦横比を維持するときは、「縦横比を固定」をチェックします。
幅と高さの値か、縦横比を入力して、「適用」をクリックします。
切り抜き
> 編集 > 切り抜き
切り抜きウィンドウを開きます。
切り抜き > 自由
切り抜きたい部分を選択して、
切り抜きウィンドウの「切り抜き」をクリックします。
選択した部分が切り抜かれます。
「カスタム」を選択すると、サイズか比率で切り抜きができます。
保存する
画面の左下にある「保存」をクリックします。
画像を再度、編集するときは、「プロジェクトを保存」して、引き続き加工できるようにします。
加工後の画像だけを保存するときは「保存」、ファイル形式を変えるときは「別名で保存」をします。
画像の位置情報やEXIFを削除するときは、「メタデータを保存します」のチェックを外します。
ウォーターマーク(透かし)を挿入する
「画像」に「画像」のウォーターマークを挿入します。
1.「一括編集」をクリックします
2.ウォーターマークを入れたい画像をドラッグ&ドロップします。
上部にウォーターマークを入れる画像が表示されます。
> 挿入 > + > イメージ
ウォーターマークとして挿入する画像を選択します。
「開く」をクリックします。
1.表示位置や
2.不透明などを設定して、
保存をクリックします。
ファイル名の前後に文字を付けたり、リネームして保存できます。
「保存先」を「サブフォルダ」にすると、リネームしないで保存できます。
加工後の画像をチェックします。
最後に
今回はブログに載せる画像を編集するのに使う、基本的な操作をまとめました。
フォトスケープ・テンは、もっと高度で面白い加工がたくさんできるので、挑戦していきたいと思います。