Hierarchical HTML Sitemap は、読者向けのHTMLサイトマップを作成するWordPressプラグインです。
画面上部にカテゴリの一覧を表示できるので、興味のある記事を探しやすくてお勧めです。
記事が増えてきても、読者が迷わず読みたい記事にたどり着けます。
設定は3ステップ、
- プラグインをインストールする
- ショートコードを挿入する
- メニューに追加する
では、実際に設定してみましょう。
目次
Hierarchical HTML Sitemap のインストール
WordPress のダッシュボード画面から、
プラグイン > 新規追加
で「Hierarchical HTML Sitemap」を検索します。
今すぐインストール > 有効化 をクリックします。
ショートコードを挿入する
固定ページにショートコードを挿入して、サイトマップを作ります。
固定ページ>新規追加 をクリックします。
例として、ここでは下記のように入力します。
固定ページタイトル:サイトマップ
パーマリンク :sitemap-html-01(固定ページのファイル名)
固定ページのファイル名を「sitemap」にするのは避けます。
読者向けのHTMLサイトマップではなく、検索エンジン向けのXMLサイトマップのリンク先と名前が被ってトラブルを起こすのを防ぐため、「sitemap」とは異なるファイル名を付けます。
テキスト欄にショートコードを挿入する
ショートコードにはパラメーターを設定して、お好みのサイトマップを作成できます。
[htmlmap]
デフォルトのままでパラメーターを指定しなくても、投稿ページのサイトマップが表示されます。
パラメーターの設定方法
サイトマップに載せたくない記事を除外する
[htmlmap exclude="記事ID1,記事ID2"]
下書きや非公開の記事は表示されません。
上記以外でサイトマップに載せたくない記事があるときは、このパラメーターを設定します。
記事IDの調べ方
ダッシュボード > 投稿 > 投稿一覧
で記事タイトルをマウスオーバーすると、ブラウザのステータスバーに記事IDが表示されます。
「post=」に続く数値が記事IDです。
サイトマップに載せたくないカテゴリを除外する
[htmlmap exclude_cat="カテゴリID1,カテゴリID2"]
下書きや非公開の記事しかないカテゴリは表示されません。
上記以外でサイトマップに載せたくないカテゴリがあるときは、このパラメーターを設定します。
カテゴリIDの調べ方
ダッシュボード > 投稿 > カテゴリー
でカテゴリタイトルをマウスオーバーすると、ブラウザのステータスバーにカテゴリIDが表示されます。
「category&tag_ID=」に続く数値がカテゴリIDです。
記事タイトルの前に日付を表示したくないとき
[htmlmap hidedate]
ページ上部のカテゴリ一覧を表示したくないとき
[htmlmap hidecloud]
固定ページの一覧を「All Pages」として最後に表示する
[htmlmap showpages]
パラメーターは、まとめて記述できます
[htmlmap exclude="123,456" exclude_cat="5,7" showpages hidecloud]
「公開」ボタンをクリックして、固定ページを追加します。
メニューに追加する
作ったサイトマップを表示するために、メニューに追加します。
外観 > メニュー をクリックします。
「メニューを編集」タブを表示します。
サイトマップをチェックして、「メニューに追加」をクリックします。
メニュー設定
お勧めは、サイトの上部と下部に表示する4項目です。
- グローバルナビ(ヘッダー領域下に表示)
- フッターナビ(フッター領域に表示)
- AMP Menu
- AMP Footer Menu
サイトの目的等に合わせて設定してください。
「メニューを保存」をクリックして、変更を確定します。
サイトマップが追加されました。
プレビューでサイトマップの表示を確認します。
まとめ
Hierarchical HTML Sitemap を導入する手順は下記の通りです。
- Hierarchical HTML Sitemapプラグインをインストール、有効化する
- 固定ページにショートコードを挿入する
- 外観 > メニュー より、サイトマップの固定ページを追加する
パラメーターを指定することで、カテゴリの一覧や日付、固定ページ等の表示を設定できるので、お好みに合わせて調整してください。