AfterShokz の骨伝導イヤホン OpenMove の使用感をまとめました。
迷っていないで早く買えばよかった。
聞こえ方
音質
朗読的なオーディオブック
非常にクリアで聴きやすいです。
音楽
思っていた以上に聴きやすいです。十分に鑑賞に耐えると思います。
音質は決していいとは言えませんが、ネットで『イヤホンのシャカシャカいう音漏れぐらいの音質だ』という感想を読んだ気がするのですが、そんなレベルではなく普通に聴けます。
周囲の音も聞こえて、これだけ綺麗に音楽を聴けたら、私は大満足です。
音質重視でヘッドホンをお探しの方にはお勧めしません。
家の中
ヘッドホンをつけていても、インターホンを聴き逃しません。
呼ばれたことに気づかない、ということもありません。
換気扇の下では、ヘッドホンでかけている音が聞こえにくくなります。
通信距離を試す
最大通信距離は 10m とユーザーガイドに書かれていましたが、実際に外に出て試してみました。
家の中にあるMacで音楽を再生して聴きながら、家の外に出てみました。
Google マップで測ってみると、20m 離れていても音楽が聴けました。
建物に遮られると通信が途切れますが、遮蔽物がなければ 10m を超えても十分に通信できます。
外を歩く
音声や音楽を聴きながら、小川のせせらぎも鳥の鳴き声も楽しめます。
車の通りが多い時や騒がしい場所では、ヘッドホンの音は聞こえにくいです。
地下鉄
静かなホームにいたり、止まっている電車の中ではよく聞こえます。
ホームに電車が到着したり、走っている電車の中では、よく聞こえません。
普通のヘッドホンと変わりません。
音漏れ
静かな部屋で耳から外して、電源を入れたときのアナウンスや音楽の音漏れを確認してみると、ほとんど聞こえないレベルでした。
ふだん付けているときの音量で確認したので、ボリュームを上げたら気になるレベルになるかもしれません。個人的にはそんなに大きな音を出すことは無いので、心配する必要もないかと思っています。
付け心地
装着感は、きつくないのにズレない、ちょうどいいフィット感です。
29gと軽量なので、1時間以上つけていても負担を感じません。
走ってもズレません。
メガネをかけても全く問題ありません。
マスクをつけても大丈夫です。
ニットキャップは後頭部がすっぽり隠れるようなタイプだと、付けづらいこともあります。
コートの襟や、背負ったリュックが首の後ろの部分にぶつかることもありましたが、慣れたら気にならなくなりました。
ビッグボスが記者会見で着ていたシャツの襟は、きっと干渉すると思います。
ずれたり落ちたりしないのに、ずっと付けていても痛くないなんて、どういう技術なんですかね。
バッテリー
バッテリーが6時間もつと言われていますが、1日1時間以上、4日使っても、残量を確認すると半分残っているようです。
残念な点
自動OFF機能がない
しばらく使わないと電源が自動的に切れる機能がありません。
手動で電源をオフにするのが、地味に面倒です。
寝ながら使えない
両耳にかけて後ろでつながっている形状なので、後頭部をソファーやベッドにもたれて使うことができません。
首の後ろにかかる部分を、無理やり顔の方に持ってきて聴くこともできなくはないですが、安定感と見た目は損なわれます。
それでもよければ聴くことはできます。
充電ケーブルが半分Type-C
これは私の単なる勘違いなんですが、充電ケーブルがType-Cだと思って事前にUSB用電源アダプタを買っておいたら、
付属のケーブルは、
ヘッドフォン側が Type-C
充電器にさす側が Type-A
でした。
Type-C と Type-A が共存するアダプタを買っておいてよかった。
充電時間も早いので、用意しておいて正解でした。
最後に
もっと早く買えばよかった。
愛犬が時々 発作を起こすので、家の中で音を聞き逃したくないと思って買いました。
軽くて長時間つけていても負担にならないので気に入っています。
エントリーモデルとは思えない充実感です。
いいお買い物をしました。