Macのタイムマシンでバックアップが全然取れなくなったので調べてみたら、カスペルスキーを導入したことが原因でした。
(カスペルスキーとはコンピュータ・ウィルス対策とインターネットのセキュリティ・ソフトです)
無事にバックアップを取れた手順をまとめました。
Macのタイムマシンが遅いときの対応
自動でバックアップを取ろうとすると、カスペルスキーの設定変更が必要で、安全面で課題が残ります。
ちょっと手間ですが、私は手動でTime Machineを起動することにしました。
手動でバックアップを取る
もともと1時間ごとにバックをバックアップをこまめに取らないといけないほど重要なプロジェクトが進行中という訳でもなかったので、寝る前やしばらくMacの前から離れるときに、手動でバックアップを取ることにしました。
- Wi-Fiを切る
- カスペルスキーをオフにする
- Time Machineで「今すぐバックアップを作成」を実行する
この3ステップで無事にバックアップが取れました。
カスペルスキーの設定を変更する(非推奨)
TimeMachineのアプリとバックアップ用のフォルダをスキャン対象から外すことで、通常通り自動的にバックアップを取ることができます。
しかし、この手法はリスキーなのでお薦めしません。
やむなく一時的な措置として利用する場合は、除外するデータが安全であることを確認したうえで、以下の手順で設定します。
カスペルスキー > 環境設定
「脅威」をクリックします。
「除外リストの編集…」をクリックします。
「信用するファイルとフォルダ」で「+」をクリックして、TimeMachineのアプリと、バックアップ用のフォルダを追加します。
(バックアップ用のハードディスクを信頼できるリストに加えるのに抵抗があるので、私はこの方法でバックアップを取る勇気がありません)
最後に
手動のリスクもありますよね。
面倒くさがりなので、何日もバックアップしないで痛い目に合うのは避けたい。
ハードディスク全体のバックアップは手動でいいとして、日々のバックアップが必須のデータはCloudと同期する等の対応にします。